アルゼンチンタンゴダンスパーティで
楽しく過ごすために知っておきたいマナーとエチケット のご紹介です。
タンゴパーティのことを”ミロンガ”と呼びます。
”ミロンガ”では反時計回りの方向に踊っていきます。
基本的にフロアの外側を踊っていき、中心部に入って踊ることはありません。
また、混んだミロンガではダンスの輪が2重になっても構いません。
ただし、自分たちの前方に踊っているカップルを追い越してはいけません。
アルゼンチンタンゴのステップは前進するもの。その場に留まるものがあります。
男性は、フロアの混み具合によってほかのカップルとぶつからぬ様、
ステップを使い分けながら女性をリードしていく必要があります。
練習が不可欠となりますが男性だけではなく、女性も同じく練習が必要。
お互い様の精神で練習を続けていきましょう。
おしゃべりしながら踊らない。
他のカップルとぶつかってしまったら挨拶をする。睨み返すなどは厳禁
曲の構成は
タンゴ3,4曲→コルティナ→ワルツ3,4曲→コルティナ→ミロンガ3,4曲。
3,4曲続けて音楽がかかるので相手を変えず同じ人と踊ります。
コルティナとはパートナーチェンジを意味するもので軽音楽が30秒ほどかかります。
一旦、フロアから二人一緒に席の方に戻ります。
ミロンガでの服装とにおいについて
男性、女性ともにジーパンにTシャツなど
ラフな格好は避け普段より少しお洒落を心がけましょう。
例:男性はスラックス、清潔感のあるシャツなど。
女性はワンピースやツーピース、パンツスタイルなど。
主催者から服装について特別に指定がある場合はそれに準じます。
においについても気を付けましょう。
ミロンガ前に臭気の強い食事は摂らないこと。
汗をかきやすい方は替えの衣類やタオルを用意されることをお勧めします。
誘い、誘われ方
タンゴには二つの誘い方があります。カベセオと直接声をかける方法です。
カベセオ:
踊りたい相手を見つけたらある程度の距離を保った位置から視線を送り、
踊りに誘います。
相手が視線を合わせてくれる時と合わせてくれない時があります。
目を合わせてくれない相手に対して顔をのぞき込んだり、
気づくまで手を振ったり背後から肩をたたくことは避けましょう。
また、カベセオが成立しなくても落ち込む必要はありません。
相手に何らかの事情があるのかもしれません。
また、自分がダンスの練習を積み重ね上達していくと、それを見た相手はあなたに対しての印象が変わりお互いにダンスを楽しむことができるようになるでしょう。
タンゴが好き。踊りたい。その気持ちを大切にして 練習を続けて頑張りましょう。
(私も同じくです)
カベセオのよいところとは・・
直接、踊りたい相手に接近して声をかけるわけではないので万が一、
カベセオが成立しなくても周りの人に気づかれず恥をかきません。
直接声をかける:::気心が知れていてお互い良好な関係である。
初心者でカベセオをするにはまだ自信がない。
そんな時は知り合いなどにまず声をかけてみましょう。
誘われ方:
女性は踊りたい気持ちの場合、男性からのカベセオをいつでも受けられるよう
心がけましょう。逆に踊りたい男性にカベセオをしてもOKです。
腕組み、下を向いている。表情が硬いと誘いずらいな。という印象です。
ざっと簡単にご紹介しましたが、お役にたてることができれば嬉しいです。